はい。みなさんどーもこんばんは。アレルギーと戦う戦士こと金属戦隊レッドbuffaroです。
前回の記事【自分のアレルギーを把握したい。アレルギー検査について本気出して調べてみた。】を書くために、金属アレルギーについてちょくちょく調べていたわけですが・・・。
今までは金属に触れたところがちょっと痒くなって、ひどいときには皮膚がちょっと壊れるくらいだからー。って別にそこまで重要視していたわけではないのですが、調べれば調べるほどきちんと検査しておこうって思うようになりました。
アレルギー関係に関して他にも記事にしていますが、普段は何気ないものでもそのときの体調によってひどくアレルギー反応がでてしまったり、場合によってはアナフィラキシー反応を起こすこともあります。今回はなぜ金属アレルギーがそんなに怖いのかって話。
そもそも金属アレルギーってなんなのか
金属アレルギーを持っている人でも、なぜアレルギー反応が出るのかってところまで知っている人は少ないと思います。だからこそきちんとした対処方法を知らずに、適切な対処をしていない人がほとんどだと思います。
まぁ、僕も人のことは言えませんが・・・。笑
一般的に考えられている金属アレルギーのメカニズム
一般的に考えられている金属アレルギーは、金属に触れることで、金属に皮膚が過剰に反応して湿疹やかゆみを引き起こすと考えられています。
これは、金属アレルギーをもっている人でも同じような考えで、僕もずっとこうやって思っていました。
正しい金属アレルギーのメカニズム
金属アレルギーについてちょっと調べるとすぐにわかることですが、金属アレルギーは金属に肌が触れることが原因なのではなく、金属が汗で溶け出して体内に入る事が原因で引き起こります。
厳密に言うとそこからさらに何個かの過程を踏んで金属アレルギーとして症状が出るのですが・・・。
つまり、一番勘違いしてはいけない部分として、アレルギー反応は皮膚で起きているのではなく、体内で反応しているということ。つまりは、金属が体内に入っているということ。
もちろん金属の種類によって、溶けにくい金属と溶けやすい金属がありますが、すべての金属がアレルゲンになる可能性があるそうです。
間違った知識から生まれる更なる間違い
金属アレルギーのメカニズムについて多くの人が勘違いしているというのはわかったと思います。しかし、この間違った知識から更なる間違いを犯してしまうことも少なくないと思います。
間違い①金属アレルギーの症状だとは思わない
金属に触れた部分だけが金属アレルギーを引き起こすわけではありません。なぜなら金属アレルギーは体内で反応を起こしているからです。
また、溶け出した金属が体内の抗体と反応するまでの時間にも大きな個人差があります。多くの人の場合は金属が触れていた場所にそのひのうちにアレルギー反応が出ますが、人によっては数年後に症状が出る人も居るようです。
間違い②金属に触れなければ症状はでない
僕もそうですが、金属アレルギーをもっているほとんどの人は、アレルギーの出にくいステンレス製品のアクセサリーだけを身につけたり、そもそも金属に触れなければアレルギー反応が出ないと思っています。
間違えではないのですが、知らず知らずに金属に触れていることがありアクセサリーを身につけないからといって金属アレルギーの対処にはなりません。
金属は食品にも多く含まれる。気づけばアレルギーを引き起こしているかも
栄養学を学んでいたり、調理師の勉強をしたり、「食」について学ぶ機会がなかった人にとってはなじみがないかも知れませんが、金属は食品にも多く含まれて居ます。
そもそも、血液って鉄の味がするのは「鉄分」を多く含んでいるわけだし、人間だけでなく魚や肉も同じだしね。
もちろん肉や魚だけではなく、きのこにもコーヒーにも豆にも金属は含まれている。僕みたいに金属アレルギーで悩む人は、そもそも食生活を見直す必要があると思う。
金属を多く含む食材については色々と調べて、後日一覧で記事にしようと思います。
まとめ
金属アレルギーに限らず、自分が持っているアレルギーに対してしっかりとした正しい知識を身につけておくことって本当に大切なんだなーって思いました。
少なくとも僕は今まで金属アレルギーに対して食生活も見直そうとは思っていなかったので・・・。笑
食品に金属類が含まれているのは知っていたけど、実際に自分の体で食品から金属アレルギーが起きているかもって想像したこともなかったから。みなさんも金属アレルギーに限らず、食生活を見直す機会をぜひもってみてください。